真冬に輝く織姫と彦星

これはわたしの思い出です。
当時地元のちいさなパチンコ店でバイトをしていたわたしは遅番専属でがんばっていました。12月の寒い日にいつものようにバイトへ出勤し仕事をしている時のことでした。

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見たことのない男性客が20時過ぎに入店してきたのですが、よく「電撃がはしった」だとか「運命の人」なんて言葉をききますがまさにそれで、その男性をみた瞬間、心臓に何かが衝突してきたのです。人生今まで、「好きな人のタイプは?」なんてきかれても、よくわからず「好きになった人がタイプかな」なんて言っていましたが、まさにわたしのタイプはその人でした。一瞬みただけなのに、いっきに恋をしてその存在が近くにいることだけだ心臓がバクバクバクバク高鳴り、興奮状態でした。まさに「一目惚れ」です。彼が店内にいることが幸せで楽しくてワクワクして最高でした。それから彼は毎日夜20時過ぎになるとお店にきました。ただ眺めるだけでしたが、わたしは毎日毎日彼がくるのを待っていました。

会いたくて会いたくて。。。
そんなこんなで二ヶ月程そんな日々が続きましたが、ある日からぴたっと彼がお店に姿をあらわさなくなったのです。寂しくて寂しくてたまらなくて、せめて話しかければよかった、名前だけでも聞きたかったと後悔ばかりでした。一人で恋して一人で失恋したのかな。それから月日が流れ冬があけ春が訪れ去り、夏がきて去り秋がきて去り、また冬が戻ってきました。その頃には彼の存在や想いは消えて忘れていました。

しかし、またその時はやってきたのです。寒い12月、また彼が戻ってきました。彼をみた瞬間、わー!と一度止まった想い、時間、空間がつながったかのような感覚でした。会いたかった。話したかった。今度こそは。前回と同じように同じ時間にくる彼。きっとまた来なくなる。その焦りからある時勇気をふりしぼってやっと彼に話しかけることができました。「久しぶりですね。突然こなくなったから」彼とのはじまりでした。残念ながらこの会話の数日後彼はまた来られなくなりました。北海道出身の彼は冬の季節だけ雪で仕事がないため出稼ぎで、わたしの住む県にきていたそうです。何年かかったのかな。ある年の冬は名前や年や環境をきけて、ある年の冬は連絡先がきけて。ある年の冬は結ばれて。。残念ながら今は違う人と結婚して幸せにくらしていますが、彼の想い出は一生心の奥底にしまってあります。